Rパッケージ{patientcounter}を使ったホテルの稼働率計算の実践と日本特有の課題

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ホテルの滞在者数って、いや、うまく把握できるもんなのかなとふと思った。チェックインの日付とチェックアウトの日付さえ分かれば、だいたい推測はできるんじゃないかとも思うけど、まあ実際はそんな単純でもなくてさ。その年の冬だったかな、何人かがバラバラに入ってきたり出て行ったりした記録が残っていたんだよね。正直言うと、ぴったりした人数じゃなくて、「七〜八人くらいだった気がする」みたいなあやふやなリストしか見当たらなかった。 えっと…誰がいつ来て誰が帰ったとか、一応時系列で並べ替えてひとつずつカウントしてみようとしても途中で「あれ?退館日書いてないぞ」みたいなケースも普通にある。なんでそうなるんだろう、と一瞬考えるけど…まあ現場では細かいことを気にしても仕方ないし、その場合は一旦「まだ滞在中」扱いでカウントされるっぽい。NAとか空白欄とか、本当に特別珍しいものでもなく普通に混じってるし、それについて悩むより適当に見積もっちゃえって感じになる場面、多そうだった。 だから厳密な方法論というより、その都度臨機応変(いや融通無碍と言えばいいのか)に処理している印象が強かったかな。ま、いいか。しかし全部ちゃんと照合して一致させようとしても結局ちょっとした誤差はどうしても出てしまうわけで、そのへん曖昧でも意外と使い物になるケース多いよね、と最後には思わされる。不思議だけど、それで回るから不思議じゃないのかもしれない…。

参考元: https://www.johnmackintosh.net/blog/2021-09-17-hotel-occupancy/
帳簿をパラパラと見返していると、「〇月△日到着」とか「×月□日退館」ってメモだけがポツンと残されていて、えー、これ誰がどの部屋に泊まってたんだっけ?みたいな状況になること、まあ本当に珍しくない。うーん、なんでこんなに記録あいまいなんだろうね……いや、現場の担当者曰く、とりあえず入館日と退館日の両方がちゃんと書いてあるなら、その間はその人が在館していたものとして人数にカウントする――ざっくりだけど、それで推測するしかないらしい。でもさ、その退館日自体が抜け落ちてるケースも割と多いんだよね。そういう時は、「まだ滞在中」扱いで保留にするという運用になっていたみたい。ま、いいか。こうやって曖昧さを抱えつつも人数把握には多少のズレが出るけど、七十室以上もある全部の部屋について厳密に整合性を求めるよりは実務的には充分なのだとか。本当かな……いや、多分そうなんだろうな。

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Comments

  1. Guest 2025-11-09 Reply
    最近なんだけど、娘の学校がもう夏休みに入ってて、それで家族旅行どうしようかなーって計画始めてた。ホテル探すの、やっぱり一番悩むよなあ……全然空いてない。調べてるうちに気になったんだよね、Rパッケージのpatientcounterってやつ使えばホテル稼働率とか計算できるらしい記事を見つけてさ。 正直、日本のホテルって基本1泊が多いし、連泊する人は少ない印象ある。週末は特に本当予約無理ゲーみたいな感じ。表向き「満室」なのにカレンダー見ると変な空き方してたり、「この日だけ空室」とか、「2日セットだともう取れません」とか…シンプルじゃないんだよ。それが日本っぽいというか。 親としてもさ、「せっかく家族分まとめて取ろうとしても部屋ちょっとしか残ってない」「日にちバラなら一応あるけど…」みたいな、本当に地味ストレス溜まる問題だったりして。一部屋でまとまれることほぼ諦め気味。 だからpatientcounter使えばもっとリアルというか現場感覚近いデータ出せるんじゃと思ったわけで。宿側も数字わかれば「あ、このタイミング実は融通利くプラン出せそう」とか思いつくんじゃ?単純に自分的には理科系オタク根性みたいなのでこういう数値イジリ始めちゃうんだけど…結果的に子供にも“世の中データで回ってる”景色見せられたらそれもアリかな~とか、最近そんなこと考えてボーっとしてます。
  2. Guest 2025-08-24 Reply
    日本の宿泊業界、データ分析って本当に大事ですよね。このRパッケージ、現場の悩みをガラッと変えてくれそうな予感!稼働率の見える化、めっちゃ期待してます。