メタル歌詞分析の壁:日本語ならではの課題とジレンマ
メタリカの歌詞、時代ごとの感情変化について、geniusパッケージが登場してから七十曲以上を一気に取得できるようになった。数年前まで曲ごと手作業でまとめてたけど、今はデータフレーム化も一瞬。ggthemrや独自パレットでアルバムごとの色合い再現したり、tidytextで単語頻度や感情スコアも計算可能。「Yeah」が九〇年代以降やたら目立つとか、「St.Anger」あたりは妙にネガティブ寄りとか、細かい発見がある。古い名盤と新しい作品が意外と似た傾向だったりも。負の表現を逆転させてグラフ描いたり…まあ細部は思い違いもあるかもしれないけど、おおまかな流れはこんな感じ。アルバム同士の関連性もちょっと曖昧な感じで繋がってて、不思議な距離感になることもよくある気がする
本段の参照元: https://www.johnmackintosh.net/blog/2018-01-29-hardwired-for-tidy-text/
文化ギャップあるある:センチメント分析からファン反応まで
メタリカの音楽分析を日本で深めようとすると、いくつかの興味深い障壁に直面するでしょう。音楽研究は学術的には認められていますが、ロックバンドの歌詞を統計的に解析することは、まだ斬新すぎると見なされる可能性があります。日本の音楽文化では、アーティストの感情や意図を数値化することに対して、若干の抵抗感があるかもしれません。また、著作権の問題や、データ分析に対する音楽ファンのプライドも、研究の障壁となり得るでしょう。さらに、海外のバンドを日本語で深く分析することへの学術的な関心が限定的かもしれません。
